ムズムズ症候群と紛らわしい病気

それって本当にむずむず脚症候群?

「これ、この症状はむずむず脚症候群に間違いない
実は、100%の診断ってないんです。理由はむずむず脚症候群と診断すべく特徴的な検査が無いからです。

 

むずむず脚症候群の検査方法

特徴的な検査が無いとは言いましたが、今から説明する検査をして、可能性を見つけることは可能のようです。実際病院ではそのように行っているとのことです。

 

一般血液検査/血清フェリチン検査

原因でも述べましたが、鉄分不足が理由という説もあるため、通常の血液検査において、鉄欠乏が無いかをチェックします。
大きな病院では、血清フェリチン検査と言った検査も行っています。これは、体内に貯蔵されている鉄分がどのくらいあるかを知ることができます。どちらも鉄分の検査になります。

 

終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)

私の友人が実は終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)を主に行っている医師、ではなく助手なので、いろいろと話を聞くことができました。睡眠時無呼吸症候群の検査で、睡眠時に脳派や筋電図、心電図、眼球運動や脚の動きなどをチェックします。1泊入院で検査は完了です。実は無呼吸症候群以外にもむずむず脚症候群の患者の多くにみられる就寝時の周期性四肢連動の有無も確認できます。
ちなみに、友人に聞いたところ、「検査されている!見られている!」と感情が高まって眠れない人は多々いるようです。その場合は別の日に再度検査になるようです。
本当に息が止まっている人が多いみたいですよ。

 

実はそれ、むずむず脚症候群ではないのでは?

特徴的な検査が無いとお伝えしましたが、診断をするときに注意しなければいけない似たような症状の他の病気があります。代表的なものを紹介しますね。

 

アカシジアや多発性神経障害等

じっとしていられずに、目的なく体を動かしたり歩き回ったりします。アカシジアは、統合失調症の治療薬や抗うつ薬、などの副作用として起こります。むずむず脚症候群も抗うつ薬の影響で起こる場合もあるので間違えやすいですね。
ちなみに、うつ病の方も脚が重苦しく感じたりシビレたりすることがあります。むずむず脚症候群との違いは症状が午前中に発症すること、足を動かしても症状が軽くならないこと等です。

 

その他にも多発性神経障害やこむら返り等、神経や筋肉の病気などもありますので、注意が必要です。
腰椎疾患という線も忘れてはいけません。心配なときには睡眠障害専門医や神経内科・精神科の医師にも相談してみましょう。

 

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