むずむず脚症候群は妊婦がなりやすい?
もしかしてこのページをを見ているあなたは、妊娠中の女性ではありませんか?
実は妊娠中の女性5人に1人がむずむず脚症候群が発症するといわれています。
(通常は20人に1人の割合で発症するといわれています。)
では、なぜ妊婦さんが発症しやすいのでしょうか?
その原因は主に2つあります。
原因@ 鉄分不足
1つ目はトップページでも紹介しましたが、鉄分不足が原因で発症します。
生理中の女性は鉄分不足になりがちというのはよく聞きますが、妊娠中も鉄分不足になりがちなのです。
なぜ妊婦さんが鉄分不足になりがちなのか。これは妊娠を経験した人や妊娠について学んだ人でないとわからないですよね。
妊婦さんになるとお腹の赤ちゃんに栄養を送るために血液の量が増えていきます。
血液の赤血球をたくさん作るのですが、その赤血球には鉄分やタンパク質が必要になります。
しかし、その必要な鉄分やタンパク質などは赤ちゃんの成長にも必要な栄養素で、赤ちゃんにどんどん取られちゃうんです。
(妊婦の体からは赤茶運優先で栄養が吸収されていくものなのです)
従って鉄分不足になるんです。
この鉄分不足でなる有名な病気が鉄欠乏症の貧血です。むずむず脚症候群になり始めたら鉄欠乏症の貧血も気を付けたほうが良いでしょう!
ちなみに怖くさせるわけではありませんが、妊婦さんの鉄分不足が原因で出産時にも以下のトラブル発生のリスクがありますので気を付けましょう
- 分娩時に微弱陣痛となり、難産で胎児への影響も
- 出産時の出血が止まらないトラブル
- 抵抗力低下により産褥熱など
原因A 脊髄の圧迫
椎間板ヘルニアなど、脊髄を圧迫する病気が原因でむずむず脚症候群が発症する可能性が高いといわれています。
つまり、妊婦さんは赤ちゃんが成長するにしたがって脊髄を圧迫していますので、むずむず脚症候群が発症する可能性が高いのではないかと言われています。
詳細なメカニズムはわかっていませんが、このような報告が多いのは事実です。
なるべく脊髄を圧迫しないように、腰に負担をかけないよう、家事等は旦那さんに協力してもらいましょう!
※妊娠中の鉄分ををサプリメントで補う場合は医師とご相談してください!