むずむず脚症候群で処方されるドーパミン作動薬とは?
むずむず脚症候群と診断された場合、早急に治すのに、治療薬を処方されすケースがあります。
その中に、「ドーパミン作動薬」を処方されるケースは少なくありません。
ドーパミン作動薬(ドパミン作動薬)とは脳内でドーパミンと似たような作用を発揮する薬になります。
主に、パーキンソン病における手足の震えや筋肉のこわばりなどの改善に用いる薬です。
(パーキンソン病とドーパミンの関連は「ドーパミンに関連するその他の病気」を参考にしてください)
ドーパミン作動薬には以下の商品が提供されています。
・ビ・シフロール
・ミラペックス
・レキップ
・ニュープロパッチ(パッチ剤)
*実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ではなぜこのような薬がむずむず脚症候群に効果があるのでしょうか?
脳内でドーパミンはD2受容体というものを刺激することでパーキンソン病の症状を改善する作用をあらわします。
つまり、この薬はD2受容体を刺激する作用を持ち、その作用で、パーキンソン病の症状を改善するというわけです。
そしてこの薬は現在ドーパミンが関与しているといわれているむずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)の治療薬としても適用されているということなのです。
主な副作用や注意点
さて、本題の副作用ですが、脳の神経に影響を与えるような薬ですから、少し慎重になりますよね。
では、どのような副作用があるのでしょうか?
精神神経系症状
主に、めまい、厳格、傾眠、妄想、興奮などがあらわれる場合があります。
突発的睡眠、傾眠
こちらは頻度が少なくなりますが、突発性の眠気などに襲われる場合があります。
多くの薬で、眠気が出るので車の運転はやめましょう!といわれていますが、こちらも同じことが言えます。
悪性症候群
こちらも頻度は少なくなりますが、原因のわからない高熱・汗・よだれ・脈が速くなったりします。
全てにおいて言えることですが、このような副作用が出た場合は、医師や薬剤師に早急に相談してください。
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